
北海道の冬を彩る2大イベント「層雲峡」と「支笏湖」。どっちに行こうか迷っていませんか?
2026年1月24日開幕の層雲峡氷瀑まつりは、極寒の氷像と毎晩の花火が最大の魅力!
本記事では、層雲峡ならではの見どころやアクティビティを深掘りしつつ、支笏湖との違いを徹底比較。服装やアクセス情報も交えて、あなたの旅のスタイルに合う選び方を提案します。



層雲峡温泉 氷瀑まつり 開催概要
| 詳細 | |
| イベント名 | 第51回 層雲峡温泉 氷瀑まつり |
| 開催期間 | 2026年1月24日(土)~ 3月8日(日) |
| 開催時間 | 平日:17:00 ~ 21:30 土日祝:11:00 ~ 21:30 ※最終入場は各日 21:15 |
| 会場 | 北海道上川郡上川町 層雲峡温泉(特設会場) |
| 入場料 | 1,000円(協力金として) |
氷と光の幻想的なライトアップ

層雲峡氷瀑まつりの最大の魅力である「氷と光のライトアップ」について、その幻想的な世界観と具体的な見どころを解説します。
「七色の光」が演出する別世界
太陽の下では「層雲峡ブルー」と呼ばれる青白く透き通った氷像が、日が沈むと一変します。 赤、青、緑、黄金色など7色のライトが氷像の内側や外側から照らし出されます。氷の厚みや透明度によって光の透け方が異なるため、見る角度によってグラデーションが変わり、まるで宝石箱の中にいるような感覚になります。
また、会場の周囲は深い峡谷の闇に包まれています。その漆黒の闇の中に、ライトアップされた氷の城が浮かび上がる光景は、この世のものとは思えないほど神秘的です。
氷のトンネル(回廊)

巨大な氷像の中は迷路のようなトンネルになっています。トンネル内もライトアップされており、頭上には無数のつららがシャンデリアのように垂れ下がっています。氷越しに柔らかくなった光が全身を包み込み、写真映えも最高です。
氷の展望台

高さ約13m〜15mの氷の建造物に登ることができます。会場全体を上から見渡せる特等席です。眼下に広がる七色の氷の街と、その奥にそびえる層雲峡の岩肌がうっすらと浮かび上がり、スケールの大きさを体感できます。
氷瀑神社

すべてが氷で作られた神社。鳥居や祠(ほこら)も氷でできており、神聖な青白い光や厳かな暖色系の光で照らされています。「受験生の滑り止め」や「恋愛成就」のパワースポットとしても知られ、お賽銭を氷の壁に貼り付けるユニークな参拝ができます。
花火と氷の競演
このお祭りのハイライトは、ライトアップされた氷像越しに見る冬花火。地上の「静」なる氷の光と、上空で弾ける「動」なる花火の光が同時に視界に入ります。峡谷(谷間)で行われるため、花火の音が岩壁に反響し、お腹に響くような迫力があります。空気が澄んでいるため、花火の色も夏より鮮やかに見えます。
より美しく楽しむためのコツ
完全に暗くなる前の16:30〜17:00頃(マジックアワー)を狙って入場すると、空が濃紺(トワイライトブルー)に染まる時間帯とライトアップの点灯が重なり、写真撮影にはベストなタイミングになるでしょう。
氷による反射でカメラの露出が難しくなることがあります。スマホで撮る場合は、一番明るい氷の部分をタップしてピントと明るさを合わせると、白飛びせずに綺麗に撮れます。
北の氷酒場

週末限定の開催になることが多いのですが、氷のカウンターでお酒が飲めるバーコーナーが設置されることがあります。氷のグラスや、照明を受けたドリンクは非常に美しく、大人の雰囲気が漂います。上川大雪酒造の限定酒などが味わえることもあります。
毎晩打ち上がる冬花火

層雲峡氷瀑まつりの花火は、他の花火大会とは一味違う「距離感」と「音」が最大の特徴。開催期間中、毎日打ち上げられるという贅沢なスケジュールも魅力ですが、その詳細についてさらに深掘りしてご紹介します!
開催スケジュール
| 詳細 | |
| 開催頻度 | 期間中(1/24〜3/8)毎日開催 |
| 打ち上げ時間 | 20:30頃から開始 |
| 所要時間 | 約5〜10分間(短時間集中型) |
層雲峡ならではの「3つの感動ポイント」
峡谷にこだまする「轟音(ごうおん)」 これが一番の特徴です。層雲峡は断崖絶壁に囲まれた峡谷(谷間)にあるため、打ち上げの音が岩壁に反響し、「ドーン!」という音が体の芯まで響きます。 通常の広い河川敷で見る花火とは全く異なる、劇場の中にいるような音響効果を体験できます。
2つ目は、打ち上げ場所が会場のすぐ裏手(石狩川の上流側)であるため、見ている場所から花火までの距離が非常に近いこと。 ライトアップされた幻想的な氷の城郭のすぐ真上に大輪の花が咲く構図は、ここでしか見られない絶景です。
3つ目は、極寒の澄んだ空気が生む「鮮やかさ」。マイナス10度〜20度の冷気で空気中のチリや水分が極限まで少なくなるため、夏の花火よりも輪郭がくっきりとして色が鮮やかに見えます。特に冬の夜空の漆黒とのコントラストは圧巻です。
おすすめの鑑賞スポット
一番おすすめの花火鑑賞スポットは、会場内の「氷の広場」や「氷の展望台」。 最も迫力を感じたいなら絶対にここがおすすめです。真上に上がる迫力と、氷像とのコラボレーション写真が撮れるので、映え確実です♪ただし人気スポットのため、かなり混雑します。打ち上げ前20:15頃には場所を確保しておくと良いでしょう。また、非常に寒いため防寒は厳重に!
次におすすめするのが、ホテルの客室から見ること。会場が見える側(石狩川沿い)の客室であれば、暖かい部屋から鑑賞できる場合があります。これから宿を取る人は、このあたりをチェックして予約するのがおすすめです!
最後のおすすめは露天風呂から見ること。一部のホテルの露天風呂からは、立ち昇る湯気の向こうに花火が見えることがあります。これは最高の贅沢ですが、のぼせないようにご注意ください。これも予約時に宿に確認するのがベストです!
花火を楽しむための極意
花火に「遅刻は厳禁」です !打ち上げ時間は短いため「音が聞こえてから行こう」とすると終わってしまいます。20:20にはスタンバイしておきましょう。
また、氷像と一緒に撮る場合はフラッシュはOFFに。スマホの「夜景モード」で、手ブレしないよう脇を締めて撮るのがポイントです。毎日開催されているので、もし吹雪などで見られなくても、連泊していれば翌日にリベンジできるのも嬉しいポイントです。ぜひ、極寒の夜空を焦がす熱い光を楽しんできてください。
氷のアクティビティ
見るだけでなく「体を使って楽しむ」アクティビティも、層雲峡氷瀑まつりの大きな魅力です。極寒の中で体を動かすと、寒さを忘れるほど熱中できますよ。代表的なアクティビティを詳しくご紹介します。
スリル満点!「氷の滑り台(チューブスライダー)」

会場に入ってすぐ目に飛び込んでくる、大人気のコーナー。 氷で作られた長いコースを、ゴム製のタイヤチューブに乗って一気に滑り降ります。ただの子供向けの滑り台と侮ってはいけません。氷の上なので摩擦が少なく、想像以上のスピードが出ます。コースは直線だけでなくカーブやデコボコが設けられている年もあり、体が浮くようなスリルを味わえます。子供はもちろん、大人も大興奮して何度も並ぶ人が続出。2人乗りチューブがある場合はカップルや親子でも楽しめます♪
料金: 15分間乗り放題で500円〜程度(要確認)です。
初心者も挑戦OK「氷壁クライミング」

垂直に切り立った氷の壁を登る、本格的なアイスクライミング体験です。 ハーネス(命綱)をつけ、両手にアイスアックス(氷に刺す鎌のような道具)、足にアイゼン(スパイク)を装着して、高さのある氷壁を自分の力で登ります。通常、雪山に行かないとできない体験が、観光イベント内で安全にできます。専門のインストラクターがロープを支えてくれるので、初心者や女性でも安心して挑戦できます。土日祝日限定で行われることが多いです。
料金: 有料(例年3,500円前後、道具レンタル込み)ですが、頂上まで登りきった時の達成感とそこからの景色は格別です。
金運・合格祈願「氷瀑神社での”お賽銭貼り”」

アクティビティというか「運試し」に近い、氷瀑まつり名物です。 氷で作られた神社の壁(氷の面)に、お賽銭(硬貨)を押し付けます。お賽銭が氷にピタッと貼り付けば願いが叶うと言われています。 「落ちない=滑らない」ことから、受験生には合格祈願のスポットとしても有名です。コツは、コインを手で少し温めてから押し付けると、氷がわずかに溶けて再度凍る力(吸着力)でくっつきやすくなります。
記念撮影サービス「極寒体験証明書」

会場内の特定のフォトスポットで、プロのカメラマンが写真を撮ってくれます。撮影してもらうと、その日の日付と気温が入った「極寒証明書」というカードがもらえます(無料配布のミニカードと、有料の台紙付き写真があるのが一般的です)。マイナス15度などの気温が表示された証明書は、北海道旅行の最高のお土産話になりますよ。
アクティビティを楽しむためのアドバイス
手袋は防水・厚手で! チューブスライダーやクライミング、氷の神社でお賽銭を貼る際など、どうしても氷に触れる機会が多いです。薄い手袋だとすぐに濡れて指先の感覚がなくなるので、スキーグローブが必須です。動きやすい服装で スライダーで滑ったり、クライミングで足を上げたりするので、コートよりは上下セパレートのスキーウェアのような服装が一番楽しみやすいです。特に「チューブスライダー」は大人げないほど楽しめるので、ぜひ一度試してみてください!
支笏湖 氷濤(ひょうとう)まつりとの比較
どちらも北海道を代表する「氷」のイベントですが、実際に体験できる雰囲気やコンセプト、アクセスのしやすさに大きな違いがあります。
比較表
| 層雲峡 氷瀑まつり | 支笏湖 氷濤まつり | |
| メインの氷 | 「凍った滝」川の水をかけ、丸太の骨組みで作るダイナミックな建造物。 | 「波しぶき」日本有数の透明度を誇る湖水をスプリンクラーで吹き付けた、不純物のない氷。 |
| 昼の色 | 氷本来の青白さ(やや白い) | 「支笏湖ブルー」透明度が高いため、太陽光で鮮やかな濃い青に輝く。昼もおすすめ。 |
| 夜の雰囲気 | カラフル&派手七色のライトアップ+毎日の花火。 | 幻想的&静寂単色や落ち着いたライトアップが中心。「氷の美術館」がテーマ。 |
| 花火 | 期間中、毎日あり(20:30〜) | 2026年は「なし」の予定 (近年は実施されていません) |
| アクセス | 遠い(秘境感)旭川から約1.5時間、札幌から約3〜4時間。※「温泉宿に泊まりに行く」のが基本。 | 行きやすい新千歳空港から車で約40分、札幌から約60分。※札幌からの日帰り観光も容易。 |
| 2026年期間 | 1/24〜3/8(期間が長い) | 1/31〜2/23(期間が短い) |
| 入場料 | 1,000円 | 1,000円(高校生以上) |
どちらに行くか迷ったら?
【層雲峡】がおすすめな人
- 「花火」と「氷」の写真を撮りたい!
- 子供と一緒に滑り台や、氷の迷路・トンネルでワイワイ遊びたい。
- 温泉宿に泊まって、ゆっくり冷えた体を温めたい(会場のすぐ横が温泉街です)。
- せっかく北海道に来たから、マイナス20度の「本気の極寒」を体験したい。
【支笏湖】がおすすめな人
- 新千歳空港や札幌周辺を拠点に観光している(移動時間を短くしたい)。
- 昼間の時間帯に観光したい(「支笏湖ブルー」は昼が見頃です)。
- 派手な演出よりも、自然が生み出す造形美やアートを静かに鑑賞したい。
- 旅行の日程が、層雲峡が終わった後や始まる前である(ただし支笏湖の方が期間は短いです)。
2026年は、層雲峡が1週間早く始まり、2週間長く開催されます。 もし「1月24日〜30日」または「2月24日以降」に行かれるなら、選択肢は層雲峡一択になります。
両方の期間が重なる(2月上旬〜中旬)なら、「動」の層雲峡(花火・アクティビティ)、「静」の支笏湖(ブルーの絶景・アート)という好みで選んでみてください。どちらも素晴らしいですが、写真映えの種類が全く違います!
「層雲峡氷瀑まつり」ホテルからのアクセス
結論から言うと「ほとんどのホテルから徒歩で行ける」のですが、ホテルの立地(高さ)によっては「ホテル専用の無料送迎バス」を利用するのが一般的です。
ホテルごとのアクセスの違いをまとめました。
「送迎バス」が出ているホテル(高台にある宿)
層雲峡温泉街の高台(坂の上)にあるホテルは、会場までの無料循環バスを夜間運行しています。歩くと坂道が大変なので、バス利用がおすすめです。
ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT
バス:あり(夜間、随時運行していることが多いです)
徒歩:坂がきついので行きはバスが楽ですが、帰りは下り坂なので歩く人もいます(徒歩約15分)。
層雲峡 朝陽亭
バス:あり(例年、19時頃から15分間隔などで会場近くまでピストン運行)
徒歩:ここも高台なので、行きはバス推奨です。
「徒歩」で行けるホテル(会場に近い宿)
温泉街の中心部や川沿いにあるホテルは、会場まで徒歩5分〜10分程度です。バスを待つより歩いた方が早い場合が多いです。
層雲峡観光ホテル
会場の目の前に近いため、徒歩(約3〜5分)が一番早いです。
層雲閣(Sounkaku)
会場入り口まで徒歩(約5〜8分)ほど。平坦な道です。
層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル
少し離れていますが、ホテル前から巡回バスが出るか、系列の「朝陽亭」を経由するバスを利用することが多いです(フロントで確認推奨)。
注意点:徒歩移動について
「徒歩5分」といっても、層雲峡の夜道は強烈に寒い&滑ります。道はカチカチの氷です。ホテルから出る時点で、滑り止め付きの靴やスノーブーツを履いて出てください。温泉に入ってから行く場合、髪の毛が濡れていると外で凍ってバリバリになります(本当になります)。完全に乾かして、帽子を被ってから出かけましょう。
アクセスまとめ
「朝陽亭」「ホテル大雪」に宿泊 → ホテルの無料バスを利用
それ以外のホテル → 基本的に徒歩でOK
チェックイン時にフロントで「氷瀑まつりの会場に行きたい」と伝えれば、バスの時間や一番近い出口を教えてくれますよ。
例年の混雑状況と、賢い回避テクニック
層雲峡氷瀑まつりは、会場が広いため「人混みで息苦しい」ということは稀ですが、写真撮影のスポットや花火の時間帯は混雑します。 2026年のカレンダーに基づいた混雑予想と、スムーズに楽しむためのコツをご紹介します。
最も混雑するタイミング
【土曜日の 19:30 ~ 20:30】
多くの宿泊客が夕食を終えて会場に向かう時間帯です。20:30からの花火に合わせて人が集中します。
【春節(旧正月)期間:2月17日(火)前後】
2026年の春節は2月17日です。この前後の1週間(2月中旬)は、台湾や中国、香港などからの団体ツアー客が非常に多く、平日でも賑わいます。
【連休中日】
2月11日(水・祝)の建国記念の日や、2月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休は混雑のピークです。
狙い目の時間帯(回避テクニック)
人混みを避けて写真を撮りたいなら、以下の時間帯がおすすめです。
① 「16:30 ~ 17:30」 (夕食前のマジックアワー)
ツアー客や宿泊客がホテルの夕食(バイキング等)に入っている時間帯なので、比較的空いています。薄暗い空(トワイライトブルー)とライトアップが混ざり合う、最も写真映えする時間が独占できます。
② 「日曜日の夜」
土曜日に比べて宿泊客が減るため、花火の時間帯でも場所取りがしやすいです。
③ 「花火終了後の 21:00 ~ 21:30」
花火が終わると一斉に人が帰ります。閉場までの残り30分はガラガラになるので、静寂の中で氷像を楽しみたい人にはベストタイムです(ただし極寒です)。
車で行く場合の注意点(駐車場)
日帰りの場合: 会場隣接の無料駐車場がありますが、土曜日の夜は満車になることがあります。19時以降に着くと遠くの臨時駐車場に回される可能性があるため、17時前後の早めの到着が安心です。
宿泊の場合:絶対に「ホテルの駐車場」に車を置いてから向かいましょう。会場の駐車場に停めるよりも、ホテルから徒歩や送迎バスを利用する方が圧倒的にスムーズで、帰りの渋滞にも巻き込まれません。
混雑回避の鉄則
「土曜の20時前後」は避けるのが無難。一番の狙い目は「17時の点灯直後」か「夕食時の18時頃」。宿泊者は車をホテルに置いてバスか徒歩で!
まとめ
ここまで、2026年の層雲峡氷瀑まつりの魅力と、支笏湖氷濤まつりとの違いについて解説してきました。最後に、選び方のポイントをおさらいしましょう。
【層雲峡がおすすめな人】
- 「期間中毎日上がる花火」を見たい!
- 氷の滑り台やクライミングなど、アクティブに遊びたい。
- 温泉宿に宿泊して、氷点下の寒さと温泉の暖かさの両方を味わいたい。
【支笏湖がおすすめな人】
- 札幌・空港から日帰りでサクッと観光したい。
- 静かに「支笏湖ブルー」の芸術的な美しさに浸りたい。
2026年の層雲峡は1月24日(土)からスタートします。 マイナス20度にもなる極寒の世界ですが、澄み切った夜空に咲く花火と、ライトアップされた氷の要塞は、一生の思い出になること間違いありません。
ぜひ、万全の防寒対策をして、北海道の冬の本気を体感しに行ってみてくださいね!

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