2026年「さっぽろ雪まつり」を子連れで楽しむ方法とは?混雑状況や防寒対策・子どもが飽きたときの札幌近郊での遊び場も一挙ご紹介♪

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2026年の札幌雪まつりは2026年2月4日(水)から2月11日(水・祝日)までの開催です。会場は3か所に分かれていて、子連れで楽しむならば「大通会場」と「つどーむ会場」がおすすめ。「すすきの会場」も大通から近いのでもちろん寄ることは可能です。

本記事では、雪まつり会場の詳細はもちろんですが「ついでに札幌観光も」「子どもが飽きたら避難できる場所も」と考えているご家族に向けて、子連れ札幌観光におすすめのスポットもご紹介しようと思います。

目次

2026年さっぽろ雪まつり概要

2026年のさっぽろ雪まつりは「大通会場」「つどーむ会場」「すすきの会場」の3会場での開催となります。それぞれの詳細をご説明します。

大通会場

さっぽろ雪まつりのメイン会場である大通会場は、札幌市の中心部にある大通公園を使い、西1丁目から西11丁目までの約1.1kmにわたって雪と氷の幻想的な世界が展開されます。大通会場の魅力は、その迫力、多様性、そして夜の美しさにあります。大通会場の目玉は、ビルの4〜5階に相当する高さを持つ大雪像(通常5基程度)です。毎年、国内外の有名建築物、世界遺産、人気のアニメ・ゲームのキャラクターなどがテーマとなります。その精巧さとスケールは、まさに圧巻の一言。近年は、大雪像をスクリーンとして利用したプロジェクションマッピングが人気です。夜になると、雪像が鮮やかにライトアップされ、映像と音楽に合わせてダイナミックに変化するショーは必見です。(会場によって実施されます)

大雪像の周りには、バラエティ豊かな中小の雪像が並びます。アニメや時事ネタを反映したユーモラスなもの、美しい芸術作品など、様々なテーマの雪像が楽しめます。また、市民グループが制作する雪像もあり、プロとはまた違う、親しみやすく個性豊かな作品が並ぶエリアは、散策する楽しさがあります。

見るだけでなく、雪と触れ合える体験エリアや、北海道の味覚を楽しめるスポットも充実しています。会場によっては、カーリング体験、スケートリンク、スキーやスノーボードのジャンプ台(白い恋人PARK AIRなど、毎年企画が異なります)など、雪や氷を楽しむ体験型のアトラクションが登場します。大通6丁目などにはグルメブース(屋台村)が並び、ラーメン、ジンギスカン、スープカレー、カニやホタテなどの北海道の美味しいものを味わえます。寒さの中で食べる温かいグルメは格別です。

1丁目から11丁目まで、一つずつ雪像を見ながら歩いて回るのが、最も雪まつりを満喫する方法ですが、子連れではなかなか難しいこともありますよね。そこでおすすめなのが「さっぽろテレビ塔」です。さっぽろテレビ塔(西1丁目)は大通会場の東端にあり、展望台からは約1.1kmにわたる雪像群全体を見渡すことができます。特に夜景は絶景です。地下鉄の駅出入り口も近いため、移動するのも簡単です。

さっぽろ雪まつりのメイン会場である大通会場は、その華やかさと規模から、最も混雑しやすい会場です。大通会場は、雪像や氷像が並ぶ約1.1kmの通りを歩いて巡るため、人の流れはありますが、特定の場所では滞留し混雑します。週末(土日祝日)は 終日賑わいます(特に昼食後から夕方にかけて)。大雪像の前:は写真撮影をする人が多く、毎年人だかりができます。特にプロジェクションマッピングが上映される時間帯(夜間)は、最も人が集中します。飲食ブース(屋台村)周辺:は昼食時(12:00〜14:00)と夕食時(17:00〜19:00)は行列が発生しやすいので、食事の時間はずらすか、会場ではない場所で食べるのがベストでしょう。

大通会場は平日・週末問わず、朝早い時間(9時〜11時頃)は比較的空いています。特に平日の午前中は観光客や団体客が本格的に増える前なので、最も快適に過ごせる時間帯です。ライトアップ終了間際(21:00以降)は、帰路につく人が増え、少し空いてくる傾向があります。雪まつり期間が近づいたら、公式サイトやSNSで当日のリアルタイム混雑情報が公開されることもありますので、直前に確認してみてください。

つどーむ会場

つどーむ会場は、札幌市スポーツ交流施設「つどーむ」とその周辺を利用した会場です。「雪とふれあう」体験型のアクティビティが充実しており、特に小さなお子様連れのファミリーにおすすめの会場です。「体験型雪遊び」としては、大型のチューブスライダーや雪の滑り台、スノーラフト(雪上を走るゴムボート)など、雪と戯れる楽しいアトラクションが豊富。会場の一部は屋内のドーム施設(つどーむ)なので、寒さに疲れたら暖かく休憩できるスペースがあります。屋内では、北海道のグルメを楽しめる屋台や、家族向けのステージイベントも開催されます。

期間中は家族連れで例年混雑するのがこちらの会場です。特に土日祝日は、家族連れで終日大変混雑します。滑り台などのアクティビティは大混雑が予想されますので、時間に余裕をもってお越しください。多くの人がアクティビティを狙う午前中、特に開場直後(9時〜)と昼食前後(12時〜)が非常に混雑します。人気のチューブスライダーは、週末だと1時間〜2時間待ちになることもあります。混雑が予想される土日祝日は、利用するために整理券が配布されます。配布時間(午前と午後で分けて配布されることが多い)を公式サイトで事前に確認し、早めに並ぶことが重要です。また、雪まつり開催中は、公式サイトで人気アクティビティの待ち時間情報が公開されることがあります。訪問前にチェックして、計画的に回るのがおすすめです。

つどーむ会場を比較的ゆったりと楽しむには、可能であれば、平日の午前中が最も空いていて狙い目です。土日でも開場直後を狙って行くと、人気のアクティビティに並びやすいです。お昼を過ぎてから(特に14時以降)は、午前中の混雑が少し落ち着く傾向があります。

「つどーむ会場」は大通会場からは少し離れていますので注意が必要です。(地下鉄東豊線・栄町駅から徒歩15分)。雪まつり期間中は、シャトルバスの運行があります。

詳しくは公式HPをご覧ください。https://www.snowfes.com/

すすきの会場

すすきの会場は、札幌市中心部の繁華街「すすきの」の駅前通りを主に使用した会場です。「氷の芸術」をテーマにした、大人向けの美しい会場です。魚介類を氷の中に閉じ込めたものや、繊細な彫刻が施された芸術性の高い氷像が並びます。夜間は特に美しくライトアップされます。氷像一つ一つがテーマカラーにライトアップされ、夜のすすきのの街並みに幻想的な輝きをもたらします。一部、氷像に触れたり乗れたりする体験コーナーが設けられることもあります。すきのの象徴である「ニッカウヰスキー」の大きなネオン看板と氷像のコラボレーションは、絶好の撮影スポット。主に夜間のライトアップ(通常23:00まで、最終日は22:00まで)が見どころです。

すすきの会場は「夜の氷像鑑賞」と「大人の雰囲気」が魅力です。大通会場から地下鉄で一駅、または徒歩圏内(約15分)なので、大通会場の後に立ち寄るのがおすすめです。

すすきの会場は、大通会場と比べると比較的スムーズに回れる傾向にありますが、ライトアップの時間帯は非常に多くの観光客で賑わいます。すすきの会場は「氷像」がメインで、展示されている通りを歩いて巡るため、大通会場のような雪像前での「滞留」は少ないのが特徴です。週末(土日祝日)は 特に夜間がピークとなります。ライトアップ開始直後は氷像が美しく輝き始めるため、この時間帯が最も観光客で賑わいます。大通会場(22時まで)を見た観光客が、すすきの(23時まで)に流れてくるため、21時以降も人が多く残る傾向があります。

すすきの会場は、滞在時間の目安が30分〜1時間程度と比較的短いため、混雑していてもそれほどストレスなく見学できるでしょう。大通会場との移動の際は、地下鉄を利用するのがスムーズでおすすめです。

雪まつりを子連れで楽しむ

雪まつりは雪に慣れている札幌の子どもたちでもワクワクするイベントです。とくに「つどーむ会場」では、大きな滑り台やチューブそりなどアクティビティが充実。屋内ではラーメンやザンギなど「札幌グルメ」も楽しめておすすめです。

子連れで行く雪まつりの準備

2月の札幌は言わずもがな極寒です。最高気温がマイナスなんてこともザラで、最低気温はマイナス15度近くになる日もあります。鼻水も凍る寒さのため、寒さ対策は必須。

ダウンジャケットや帽子、マフラー、手袋は当たり前ですし、ホッカイロの準備も忘れないようにしましょう。特に足元が冷えますので、靴下に貼るカイロもおすすめです。

ヒートテックも上下着た方が無難です。手袋も毛糸の上にスキー用の厚手のものを2枚重ねると安心です。耳当てもあるといいでしょう。雪まつり会場は基本的に中で暖まれる場所が少ないので、完全防寒対策をしてきてください。

吸う息も冷たいのでマスクも効果的です。お子さんなら、上下スキーウェアを着せた方がよいでしょう。札幌の小学生は毎日上下スキーウェアで登下校しています。

子連れで楽しむ地元札幌グルメ

子連れにおすすめな札幌グルメは「ラーメン」「寿司」「スープカレー」の3つです。これらすべてが揃っているのが、大通会場から近いデパートのレストラン街です。どのデパートにも「赤ちゃんルーム」が揃っていますし、遊べるスペースもあります。

【大通駅周辺のレストラン街のあるデパート】

・「sitatte sapporo(シタッテサッポロ)」

・「miredo(ミレド)」

・赤レンガテラス

・大丸レストラン街

・丸井今井レストラン街

・札幌シャンテ

・札幌パルコ

「つどーむ会場」だけ離れた場所にあるので注意

アクティビティが充実している「つどーむ会場」ですが、実は大通会場・すすきの会場から場所はかなり離れているので注意が必要です。大通・すすきのから地下鉄かタクシーで移動することになる人は、その移動手段についても準備を忘れずに!「つどーむ」会場は東豊線「栄町駅」にあります。

【大通から移動する場合】

東豊線「大通」駅→「栄町駅」下車後徒歩15分(期間中シャトルバスあり)

【すすきのから移動する場合】

・大通駅まで歩いて移動→東豊線「大通」駅→栄町駅(徒歩で移動)

・豊水すすきの駅まで歩いて移動→栄町駅下車(徒歩で移動)

雪まつりに飽きたら遊べる近隣スポット

雪まつりは寒いですし、天気が荒れたり、子どもが飽きてしまったときの避難スポットも必要ですよね。ここでは札幌とその近郊で子どもたちが楽しめるスポットをご紹介します。

JRタワー(札幌駅直結)

展望台、おもちゃ屋さん、レストラン、映画館などが揃っているので、おすすめのスポットです。特に展望デッキ(38階)からは160mの場所から札幌の町を一望できますので、楽しめることまちがいなしです。また「トイレがすごい」ことでも有名です。一面ガラス張りのトイレをぜひお試しください。カフェも併設していますので、食事の面でも困ることはないでしょう。

大丸札幌店 4階 プレイエリア(札幌駅)

大丸札幌店 4階 (子ども服売場/ボーネルンドショップ横)にあり、JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅から直結とアクセスも◎

2024年4月にリニューアルされた、子ども向けの無料プレイエリアです。人工芝の山や遊具が配置されており、靴を脱いで遊べます。同じフロアには、赤ちゃん休憩室(授乳室、おむつ替え台、調乳用給湯器)や子ども用トイレもあり、小さな子連れファミリーにとって非常に便利です。

まちなかキッズ おおどりんこ(地下鉄:大通駅)

労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団が運営する札幌市の子育てサロンです。

11:00~16:00まで開いていて、毎週水曜日が閉館日なので注意が必要です。食事もとれる遊び場です。地下鉄大通駅3番出口から徒歩1分でのが嬉しいですよね。

白い恋人パーク(地下鉄:宮の沢駅)

少し地下鉄での移動になりますが、行ってみる価値のある場所だと思います。工場見学もでき、お菓子作りの体験もできます。体験できるチョコレート工場は他にも当別にもありますので、それは下の方でご紹介します。

サッポロビール博物館(JR苗穂駅・バス)

日本で唯一のビール博物館です。場所もそれほど遠くありませんので、ジンギスカンを楽しみつつ、工場見学をしてみるのもいいかもしれませんね。

円山動物園(地下鉄:円山公園駅)

地下鉄円山駅から歩いて20分くらいのところにあります。ホッキョクグマやゾウなどをみることができますよ。円山周辺はおいしいものも多いです!

意外と新千歳空港で1日つぶせちゃう!

悪天候のときは、新千歳空港で1日遊んじゃうという選択もありかと思います。子どもが遊べるスポットが多く、本当に1日つぶせます。ドラえもんミュージアム、キティのハッピーフライトカフェ、ロイズの生産ライン見学、温泉、飛行機のミュージアム、レストラン街など、大人でも楽しめます。観光として組み込むのもおすすめです。

ロイズカカオ&チョコレートタウン(JR:ロイズタウン駅)

2023年8 月に新しくできた見学施設です。札幌から少しだけ離れますが、子連れにはおすすめのスポットです。白い恋人パークと同じ「チョコレート工場」ですが、白い恋人パークより体験できるものが多く、子どもは断然こちらの方が喜ぶと思います。見ごたえのある見学施設です。

AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)(地下鉄:大通駅)

大通公園の南側にある都市型水族館で、学びながら遊べる体験スポットです。大通駅・すすきの駅から地下直結で移動可能。遊び場ではありませんが、雨や雪の日も完全に室内で楽しめる新しい体験スポットです。水のゆらぎや生き物に囲まれた空間は、お子様の好奇心を刺激します。夜22時まで営業しているため、夕食後の時間調整にも便利です。

寒い札幌を楽しんでください!

子連れだとなかなか自由がきかず大変なことが多い旅行ですが、寒い札幌をぜひ楽しんでくださいね!

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