
2月の北海道といえば、1年で最も冷え込む季節。それでも、多くの人が小樽を目指す理由があります。それが、2026年2月7日にスタートする「第28回 小樽雪あかりの路」です。
「雪まつりもいいけれど、もっと静かでロマンチックな夜を過ごしたい」 そんな大人な旅を求める方にぴったりのこのイベント。
氷点下の寒ささえも忘れさせてくれる、キャンドルの灯火に彩られた小樽の魅力を、写真映えする撮影ポイントと共にご紹介します。



開催概要
2026年の雪あかりの路の開催概要をまとめました。
| 内 容 | |
| 開催期間 | 2026年2月7日(土)〜2月14日(土) |
| 点灯時間 | 17:00 〜 21:00 |
| メイン会場 | 小樽運河、旧国鉄手宮線、小樽芸術村 |
| 入場料 | 無料 |
最終日の2月14日はバレンタインデー♪大切な人と過ごすのにおすすめです!
ここは外せない!3大メイン会場の見どころ
小樽運河会場

小樽運河会場は、このイベントの「顔」とも言える最も象徴的なエリア。意外と知られていないのが、運河会場は大きく2つの区間に分かれていることです。
【運河会場A】は浅草橋〜中央橋にかけて。テレビや雑誌でよく見る「王道」の景色です。約200個の「浮き玉キャンドル」が水面に浮かび、天の川のような輝きを放ちます。石造倉庫のライトアップと相まって、どこを切り取っても絵になりますよ♪
運河に浮かぶキャンドルは、かつてニシン漁に使われていたガラス製の「浮き玉」を再利用したもの。漁業の街として栄えた小樽の歴史と、現代のガラス工芸が融合した演出がイベントを盛り上げます。水面に反射する「ゆらゆら揺れるオレンジの光」は、動画で撮っても非常にきれいでおすすめです!

また、浅草橋街園(運河の端にある広場)では「メッセージキャンドル」という体験型イベントも実施されています。このイベントでは、紙コップに願い事やメッセージを書き、中にキャンドルを灯して会場に飾ることができます。(1個 100円)
【運河会場B】は中央橋〜龍宮橋にかけて。2026年のコンセプトは「運河の森」。木々や森をイメージした雪のオブジェが並び、会場Aとはまた違った、落ち着いた静かな雰囲気を楽しめるでしょう。
旧国鉄手宮線会場

旧国鉄手宮線会場は、運河会場と並ぶイベントの2大メインスポット。運河が「幻想的な美しさ」なら、こちらは「手作りのぬくもりと遊び心」が魅力のエリアといえます。
旧国鉄手宮線会場は、かつて北海道で最初に開通した鉄道(手宮線)の跡地が、全長約500mにわたってキャンドルロードに変わります。線路の上を歩きながら、雪で作られた無数のオブジェを楽しむことができ、子どもにも人気のスポット。ボランティアの方々が一つひとつ作った「スノーキャンドル」や、雪を削って作られた動物やキャラクターのオブジェが並びます。スノーキャンドルの中には、本物の押し花をあしらったガラスが置かれていることがあり見ごたえ充分!
周囲を雪壁に囲まれているため、風が遮られ、キャンドルの火がとても安定して綺麗に見えるのが特徴です。混雑時は、日銀通り側から小樽駅側への一方通行になることがあります。入り口を確認してから歩き始めるのがコツです。
小樽芸術村会場

「小樽芸術村会場」は、小樽運河と旧手宮線会場の中間に位置する、歴史的建造物(旧三井銀行小樽支店や旧高橋倉庫など)が立ち並ぶエリアにあります。重厚な石造りの洋館をバックにキャンドルが灯るため、まるでヨーロッパの冬の街角のような、高級感あふれる写真を撮ることができますよ♪

また、2026年の注目は、会場内に設置される大型の雪の滑り台!お子様連れなら、ここが一番のメイン会場となるはずです。キャンドルを眺めるだけでなく、アクティブに雪と触れ合える場所なので、雪の体験型を希望する人におすすめの会場です。
効率よく回る徒歩ルート案
小樽の冬はとにかく冷え込むので、効率的に回ることが「最後まで楽しむ」最大の秘訣です! 小樽駅から出発して、徐々に海(運河)へ向かっていく、無駄のない黄金ルートをご紹介します。(小樽駅に16:30頃に到着していると、余裕を持ってスタートできます)

【17:00】旧国鉄手宮線会場

ここは周囲が雪壁に囲まれているため、暗くなるのが少し早く感じられます。点灯直後の、青白い雪とオレンジの火が混ざり合う時間が一番きれいです。駅から徒歩10分弱。ボランティアの方が火を灯して回る様子を見ながら、約500mの線路跡をゆっくり散歩しましょう。
【18:00】小樽芸術村会場

手宮線会場から徒歩5分。歴史的建造物と雪の遊び場で楽しみましょう。滑り台などのアクティビティや、ライトアップされた洋館をバックに写真撮影などがおすすめです。冷え込んできたら、美術館のロビーなどで少し暖を取ることも可能です。2026年の大型雪像はこのエリアの目玉ですよ♪
【18:45】休憩:「小樽出抜小路」または「運河プラザ」
芸術村から徒歩2〜3分ほどで移動できます。メイン会場の運河へ行く前に、温かい飲み物や軽食を。ここを挟むことで、メインの運河会場を最後まで元気に見学できますよ♪
【19:30】小樽運河会場(メインイベント)
休憩スポットの目の前にあります。この時間なら混雑のピークが少し落ち着き始める時間帯です。まずは「浅草橋」から全体のパノラマを撮影し、その後「中央橋」まで運河沿いの散策路を歩きましょう。ぜひ「メッセージキャンドル」に願いを込めて、自分のあかりを灯してみてくださいね♪
【20:30】運河沿いの倉庫街・お土産店
運河から駅方面へ戻る道すがら、お土産や倉庫街を見物するのもおすすめです。ライトアップされた石造倉庫の中にあるレストランや、夜間営業しているガラスショップを覗きながら小樽駅へ戻りましょう。
実は逆回りもアリ!
実はこのルート、逆回りもアリなんです! 「とにかく混雑を避けたい!」という方は、あえて17時に運河からスタートし、最後に手宮線会場へ向かう逆ルートもおすすめ。手宮線は20時を過ぎると人が減り、より静かで幻想的な雰囲気が楽しめます。
地元民おすすめ情報
ここでは小樽地元民が知っているお得な情報をまとめています!
「鍋湾(なべわん)グランプリ」

小樽港(国際インフォメーションセンター前広場)で「第1回 湯気(ゆき)あかり 鍋湾グランプリ」が同時開催されているんです!ここでは小樽や近隣の旬の食材を使った自慢の「鍋」が大集結!雪あかりの路はとにかく冷えるので、外でアツアツの鍋を食べられるのは最高。運河会場からすぐなので、冷え切る前に駆け込むのが正解です!
おすすめの時間帯
点灯は21時までですが、19時台は団体客で非常に混み合います。点灯直後の17:00〜18:00は混雑のピーク。ゆっくり撮るなら20:00以降が狙い目。人が一気に引き、静まり返った中でキャンドルの火が揺れる光景こそが、本当の『雪あかりの路』の醍醐味です。
穴場スポット
メインの「浅草橋」は観光客で大混雑しますが、地元民がこっそり教える視点変更スポットがこちら。
- 天狗山会場…標高532mから見下ろす小樽の夜景とキャンドルの共演は、街中とはまた違った感動があります。
- 芸術村の各美術館(有料)…夜間延長営業を行うことがあります。外が冷え込んできたら、ステンドグラス美術館の美しい展示を観ながら暖を取るのが最高の贅沢です。
- 出抜小路(でぬきこうじ)の火の見櫓…運河のすぐ向かいにある施設ですが、ここの展望台(無料)に登ると、運河のキャンドルを真上から見下ろせます。意外と気づかない人が多い穴場です。
- 小樽芸術村の裏通り…大通りから一本入った歴史的建造物の隙間にも、ボランティアや近隣店舗が並べたキャンドルがあります。静かに写真を撮りたいなら断然こちら。
小樽グルメ
散策後は運河会場のすぐそばにある「小樽出抜小路(でぬきこうじ)」や「運河プラザ」で冷えた体を温めるのが最適です。
- 小樽かま栄の「パンロール」…工場直売店は運河から徒歩圏内。揚げたてのアツアツかまぼこを頬張りながら歩くのは、小樽散策の定番中の定番です。
- あまとうの「クリームぜんざい」…「えっ、アイス?」と思うかもしれませんが、暖かい店内で食べる甘いものは格別。冷えた体に糖分が染み渡ります。
- 運河プラザ(休憩所)…無料の休憩スペースがあり、2026年も公式グッズ販売や暖房の効いた空間を提供しています。トイレ休憩にも最適。
写真映えする撮影ポイント
「浮き玉キャンドル」の撮影のコツとベストタイミングをご紹介しますね。
まずねらい目の時間は「マジックアワー」。点灯直後の17:00〜17:30頃を狙いましょう。空が完全に真っ黒になる前、深い青色(ブルーモーメント)の時間は、雪の白とキャンドルのオレンジが最も美しく対比されます。
そして、場所は「浅草橋」がおすすめです♪浅草橋からのパノラマは絶景!ただ、非常に混雑するので、三脚を使用する場合は周りへの配慮が必要です。
【重要】服装と持ち物
2月の小樽は、夜になると気温がマイナス5℃〜10℃を下回ることも珍しくありません。また、海風が吹くため体感温度はさらに低くなります。
| おすすめの選び方 | 地元民のワンポイント | |
| アウター | 厚手のダウンジャケット(防風・撥水加工) | 膝まであるロング丈だと腰回りが冷えません。 |
| トップス | ヒートテック+セーター+フリース | 建物内は暖房が強いので、脱ぎ着しやすいものを。 |
| ボトムス | 裏起毛パンツ+タイツの2枚重ね | ジーンズは冷えると生地が硬くなり、体温を奪うのでNG。 |
| 靴 | 防滑(滑り止め)付きのスノーブーツ | 運河沿いはツルツルの氷になります。普通のスニーカーは危険! |
| 帽子 | 耳まで隠れるニット帽 | 耳が露出していると、痛みを感じるほど冷えます。 |
| 手袋 | 厚手のもの(スマホ対応だと便利) | 写真を撮るなら、薄手と厚手の2枚重ねが最強です。 |
| 首元 | マフラーやネックウォーマー | 「首」のつく場所を温めると体感温度が3℃変わります。 |
あると便利な持ち物はこちら↓
| アイテム | 役割・メリット |
| カイロ | 貼るタイプ(背中・腰)+靴の中用のダブル使いがおすすめ。 |
| モバイルバッテリー | スマホは寒さに弱く、電池が急激に減ります。 必須です! |
| 除菌ウェットティッシュ | 屋台で食べ歩きをする際に重宝します。 |
| 滑り止め(後付け用) | ブーツが普通の靴底なら、駅の売店等で売っている後付けゴムを。 |
| 密閉できるゴミ袋 | 屋台のゴミをすぐ捨てられない時に。また、雪でカバンを濡らさないカバーにも。 |
まとめ
「小樽雪あかりの路」は、単なるイルミネーションイベントではありません。ボランティアの方々が毎日ひとつひとつ、手作業でキャンドルに火を灯し、雪が積もれば払い、消えればまた灯す……そんな人の手の温もりが作り出す、世界で一番優しいお祭りです。
2026年2月7日から始まるこの8日間。 キーンと冷えた冬の空気の中で揺れるオレンジ色の光は、きっとあなたの心に忘れられない思い出を刻んでくれるはずです。
最後に、これだけは忘れないでくださいね。
- 「これでもか!」というくらいの防寒対策をすること
- 足元は滑り止め付きの靴で、ゆっくり歩くこと
- カメラだけでなく、ぜひその場の空気感を肌で感じること
大切な人と手を繋いで歩くのも、一人で静かに自分と向き合うのも、どちらも素敵な過ごし方です。2026年の冬、あなたも小樽で「あかり」の魔法にかかってみませんか?

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