
北海道の冬。それは、粉雪が舞う銀世界と、冷たい海で育まれた極上の海の幸が同居する、まさに美食の季節です。
「ルスツリゾート 北海道シーフードフェア」。この名前を聞くだけで、北海道のグルメファンならずとも胸が高鳴るのではないでしょうか。
この記事では、2025年11月29日(土)から2026年1月31日(土)まで、ルスツリゾートで開催されるこの一大食の祭典を徹底的に掘り下げます。
「ただのバイキングや海鮮丼とは違うの?」「どんな蟹が食べられるの?」
そんな疑問をすべて解消し、あなたとあなたの家族、友人が最高の食体験を得るための具体的な情報と5つの攻略法をお届けします。
この冬、北海道旅行を計画している方はもちろん、ルスツリゾートの魅力を再発見したい方にも必読の内容です。
さあ、北海道の豊かな海の恵みを満喫する旅へ、一緒に出発しましょう!



「北海道シーフードフェア」とは?
ルスツリゾートで開催される「北海道シーフードフェア」は、単なる期間限定メニューの提供ではありません。これは「北海道の冬の海の恵みを、ルスツリゾートのホスピタリティと融合させて提供する」というコンセプトに基づいた、特別な食の体験プログラムです。
冬の北海道は、魚介がいちばんおいしい季節。厳しい寒さから身を守るために脂をたっぷりと蓄え、旨味が凝縮された魚介は、引き締まった身とプリプリの食感、濃厚な味わいが特徴です。そんな冬の恵みを味わい尽くす「北海道シーフードフェア」。11月29日(土)から1月31日(土)までの2か月連続で開催!各レストランの料理長が腕によりをかけた、限定メニューをぜひご堪能ください。
「北海道シーフードフェア」開催概要
【開催期間】2025年11月29日(土) ~ 2026年1月31日(土)
【開催場所】ルスツリゾート内の複数レストラン
【特 徴】 北海道産の旬な魚介類をテーマにした限定メニューを各レストランで提供
参加レストランと提供スタイルの違い
このフェアの大きな魅力は、単一の会場ではなく、リゾート内の複数のレストランがそれぞれの個性を活かしたメニューを提供している点にあります。各レストランの詳細は以下の通りです。
北海道ブッフェレストラン「オクトーバーフェスト」

北海道ブッフェレストラン「オクトーバーフェスト」は、ルスツリゾートホテルのノースウイング1階にあるフェアの中心となる会場です。こちらでは蟹、寿司、刺身、鉄板焼きなど、約80種類の北海道食材を使った料理をブッフェ形式で提供しています。特に週末や年末年始は、フェア限定の高級食材(例:アワビ、特大ホタテ)が追加される可能性大です。注目のお料理は↓
「北海道産魚介のイカ墨パエリア」…ホタテ、あさり、イカ、エビなど魚介の旨味と、イカ墨の独特で濃厚なコクが合わさった、ひと口ごとに深みのある一品。美容にも嬉しい成分を含むイカ墨は、冬の身体にもうれしい一品です。
「北海道産ホッケの唐揚げ」…北海道で旬の魚=ホッケというと焼き魚やフライのイメージが強いですが、唐揚げにすると身がふっくらとして食べやすく、お酒にもぴったり。魚が苦手なお子様にも食べやすい味わいで、つい箸が止まらなくなるおいしさです。
「ズワイガニ食べ放題」…独特の旨味を存分に味わえる本ズワイガニが食べ放題。殻を割って大きな身を取り出し、口に頬張る瞬間は、最高のひととき。心ゆくまでご堪能ください!
「炉端焼きも味わえるシェフズキッチン」…炭火焼きの海鮮が人気のシェフズキッチン(ライブキッチン)では、帆立貝のバター醤油やイカ焼き、ズワイガニも焼きたてで提供。海鮮以外では、じゃがバターやしいたけのバター醤油焼きなども。
「好きな食材だけで作れる-オリジナル勝手丼-」…マグロ・サーモン・帆立の小柱・甘エビなど、ずらっと並んだ食材から好きなものだけを選び、その日の気分で作れる自分好みの海鮮丼。楽しみながらお召し上がりください。
【営業時間】朝食 7:00 ~ 9:00(L.O.9:00)
夕食 17:30~ 20:30(L.O.20:30)
【料金】朝食…大人 3,300円 小学生 2,310円 幼児 0円
※朝食付プラン対応
夕食…大人 7,000円 小学生 4,900円 幼児 0円
※夕食付プラン対応
【飲み放題あり】60分 ¥2,000 90分 ¥2,900
【備考】※大人料金は13歳以上対象
※こども料金は小学生対象
※0歳~未就学児は大人と同食で無料
居酒屋かかし

お酒片手にワイワイするなら「居酒屋かかし」がおすすめ。ルスツリゾートホテル ハイランドロッジ 1Fにあります。山海の幸や珍味、銘酒など数多くのメニューが揃う居酒屋で、掘りごたつや仕切りのある席もありお子様連れにもおすすめのお店です。北海道シーフードフェアで注目のお料理は↓
「北海道産ホタテ入り海鮮パエリア風釜めし」…卓上で炊きあげる人気の釜飯。フェア限定メニューとしてベビーホタテ、ヤリイカ、あさりと一緒に炊きます。ミニトマトとパプリカも入り、味変にレモンを絞ればパエリア風の風味が広がります。お酒の締めごはんとして、みんなで分け合って楽しむのもおすすめ!(2,100円)
「北海道産サーモン刺身」…脂ののった濃厚な旨味と、とろけるような食感は格別。辛口のお酒と相性抜群で、日本酒や芋焼酎・麦焼酎などキレがあるものがおすすめです。道産のお酒とともに、北海道の味覚を満喫してください。(2,000円)
「旬の海の幸が楽しめるお刺身盛り合わせ」…新鮮な魚貝類が水揚げされる豊浦の市場から仕入れた刺身や旬の北海道の刺身の盛り合わせ。
「一合桝のご飯」…数ある海鮮丼も人気ですが、一合升に盛られたミニ御飯も密かな人気メニュー。雲丹御飯、いくらご飯の2種類があります。〆の一皿にもいかがでしょうか。
【営業時間】夕食 17:30 ~ 22:00 (L.O. 22:00)
中国料理レストラン「歓天」

冬期間しか味わえないのがこの中国料理レストラン「歓天」です。ルスツリゾートホテル ノースウイング 4階にある冬季限定の中国料理店です。10名がけの大きな丸テーブルもあり、大皿料理をみんなで取り分けながら中国料理が楽しめます。人気のコース料理のほか麺類やご飯ものなど単品メニューも豊富。今回の北海道シーフードフェアでの注目メニューは↓
「帆立と大海老のふわふわ淡雪仕立て炒め」…中国の宮廷料理に由来する淡雪仕立ては、北海道産帆立を使用。卵白を泡立てたふわふわの食感と、料理長こだわりの特製塩だれが、帆立と海老の旨味を優しく包み込みます。(3,800円)
「海の幸彩り野菜の特製塩焼きそば」…ホタテをはじめとする海の幸と、彩り豊かな野菜をトッピングした塩焼きそば。麺もこだわり札幌の一柳製麺特注の平打ち麺を使用。海鮮の旨味と野菜のシャキシャキにニンニクの風味が絡みバランスのとれた焼きそばです。
【営業時間】朝食 7:00 ~ 9:30 (L.O. 9:30)
夕食 17:30 ~ 21:30 (L.O. 21:30)
イゾラ2000

スキー場でも味わえるのが「イゾラ2000」。ルスツリゾートスキー場 Mt.イゾラ のゴンドラ乗り場1階にあるゲレンデレストラン。こちらでは北海道の南に位置する知内産のスモークサーモンを楽しむことができます。また「ルスツオリジナルクラムチャウダー」もおすすめ。ルスツリゾートホテルのベーカリーで焼き上げたブールパンを器に使用。濃厚でコク深いクラムチャウダーがたっぷり注がれた一皿は、食べ応え抜群の逸品です。また新設バーカウンターでゆったりとしたひとときを過ごすこともできますよ。
【営業時間】ランチ 11:00 ~ 15:00
※営業日や営業時間は、店舗に直結するスキー場のコースの営業状況に準じて変動
北海道シーフードフェアの混雑状況
ルスツリゾートの「北海道シーフードフェア」は非常に人気が高いため、混雑する可能性が高いイベントです。スキーシーズンということもあり、宿泊予約は早めが良さそう。
混雑が予想される時期と時間帯
年末年始(12/28〜1/5頃)は一番混雑が予想されています。年末年始の長期休暇とスキーシーズンが重なりリゾート全体の宿泊者数が最大になるため、予約が必須の激戦区となります。特に夕食帯(18:00〜20:30)は宿泊予約が鍵となりそう。
次に混雑が予想されるのが、期間中の週末(土・日)、祝日です。宿泊客と、札幌などからの日帰り利用者が集中するため毎年混雑しています。
人気が分散する「和食処かかし」などを検討する
メインのブッフェ会場以外の、和食処「かかし」や中華料理店など、フェア限定メニューを提供している他のレストランを予約するのも賢明な方法です。ブッフェほど混雑しない可能性が高く、落ち着いて食事を楽しめます。
宿泊予約と同時に食事予約を確定させる
特に年末年始や週末に利用する場合、食事の予約は宿泊予約と同時に行うか、遅くとも利用日の1ヶ月前には済ませておくことを強くおすすめします。当日や直前の予約は非常に困難です。
ルスツリゾートへの道のりと滞在の魅力

最高の「北海道シーフードフェア」を楽しむためには、現地までのアクセスと快適な滞在は欠かせません。
ルスツリゾートの駐車場
ルスツリゾートへは札幌から車で90~120分、新千歳空港からは90分ほどかかります。
駐車場は季節や利用目的(宿泊か日帰りか)によって料金体系が異なりますが「北海道シーフードフェア」が開催される冬のシーズンは、基本的に無料となります。また約3,000台と非常に広い駐車スペースが用意されていますので、車で行く場合、駐車できないという事態はなさそうです。ただし10月下旬から5月中旬にかけて、ルスツリゾート周辺は雪道になる可能性が非常に高いです。必ず冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着するか、タイヤチェーンを持参するようにしましょう。
駐車場の場所
ルスツリゾートホテル&コンベンションや、ウェスティン ルスツリゾートの近くに広い駐車場があります。各ホテルの宿泊棟に近い場所をご希望の場合は、予約時などに確認してみると良いでしょう(確約は難しい場合もあります)。
送迎とタクシー
プライベート送迎はウェスティン宿泊者限定で対応しています。
タクシーを利用する際は、各エリアからのタクシー代の目安をご紹介します。
●札幌駅…小型 27,800円、大型 38,560円
●新千歳空港…小型 32,440円、大型 45,080円
●小樽駅…小型 34,460円、大型 47,900円
●倶知安駅…小型 12,070円、大型 16,510円
●洞爺湖…小型 13,710円、大型 18,820円
※タクシー料金は目安となります。配車に関わる代金は含まれておりません。
※時期と道路状況によって変動いたしますので、実際の料金は各タクシー会社にご確認ください。
バスを利用する
新千歳空港からは「ルスツリゾート」まで便利なシャトルバスが出ています。所要時間は120分、料金は片道5,500円です。
※大人・こども同額です。
※4歳以上のお子様は座席をご予約ください。
※3歳以下のお子様はひざ上乗車の場合、無料でご利用いただけます。
札幌駅からは「直行バス(ルスツ号など)」が出ています。ルスツリゾートをご利用の場合は無料。運行期間や予約状況、詳細な時刻表を公式サイトでご確認の上、お申し込みください。
世界が熱狂する極上「パウダースノー」と広大なゲレンデ

ルスツリゾート最大の魅力は「Japow(ジャパウ)」と呼ばれる、軽くて乾いた極上のパウダースノーです。豪雪地帯でありながら、雪は非常に軽く、滑りごたえ抜群です。非圧雪ゾーンも豊富で、パウダーランを目当てに世界中のスキーヤー・スノーボーダーが集まります。イースト、ウェスト、マウント・イゾラの3つの山にまたがる広大なゲレンデは、コースバリエーションが豊富で、初心者から上級者まで飽きることがありません。リゾート間はゴンドラで効率よく移動できます。また、幻想的にライトアップされたゲレンデでのナイターも楽しめ、一日中スキー・スノーボードを満喫できます。
移動不要の「オールインワン」リゾート施設
ルスツリゾートは、スキーや食事だけでなく、滞在そのものを楽しめる充実した屋内施設が魅力です。「ルスツリゾートホテル&コンベンション」や「ウェスティン ルスツリゾート」といった多様な宿泊施設があり、快適な滞在を提供します。ホテル棟を結ぶモノレールでの移動もリゾート感があります。滑り終わった体を温める温泉や、通年利用可能な波の出る屋内ジャンボプールなどがあり、雪が降っていても天候を気にせず楽しめます(特にファミリー層に人気)。宿泊者限定のショップや、回転木馬などのアトラクション、メリーゴーランド、季節のイベントなど、スキーをしない時間も充実した過ごし方ができます。
宿泊するなら「ウェスティン」か「タワー」か?

ルスツリゾートの宿泊施設は大きく分けて「タワー館」と「ウェスティンルスツリゾート」の2つがあります。「ウェスティンルスツリゾート」は全室メゾネットタイプで豪華な造り。フェア会場となるアトリウムや和食処「かかし」があるノース&サウスウイングまでは、モノレールで移動が必要ですが、静かで落ち着いた滞在が可能です。
「タワー館」と「ノース&サウスウイング」はシーフードフェアのメイン会場であるブッフェレストラン「オクトーバーフェスト」に近く、利便性が高いのが魅力。スキー場やアクティビティへのアクセスも抜群です。
食事がメインの目的であれば、ノース&サウスウイング(またはタワー館)の宿泊が便利です。食事後の移動距離が短く、すぐに部屋で休憩できるため、最大限にフェアを楽しめます。
フェアを120%楽しむための5つの秘訣
ただ食べるだけでなく、限られた時間の中で最高の満足感を得るための具体的な攻略テクニックをご紹介します。
予約は「宿泊込み」で取るのが最強!
フェア期間中は、スキーシーズンと重なるため非常に混雑します。特にディナータイムは激戦です。シーフードフェアのブッフェ券がセットになった「宿泊プラン」を利用するのがベスト。宿泊者は優先的に予約枠が確保されていることが多く、別々に予約するよりも確実です。また宿泊しない場合でも、利用日の1ヶ月前には電話またはオンラインで予約を試みた方が良いでしょう。特に土曜日、日曜日の18時台は避けるのが賢明です。
開始直後の「30分」が勝負!
ブッフェ形式のレストラン「オクトーバーフェスト」の場合、料理が最も美しく、豊富に並んでいるのは開始直後です。15分くらい前に会場を目指し、 開場時間よりも少し早めに並び、良い席を確保しましょう。ライブキッチンに近い席がおすすめです。最初の一巡目で、最も人気があり、補充に時間がかかる蟹と握り寿司を優先的に確保しましょう。
個室など「席」を指定しておく
ブッフェレストラン以外は、席を事前に指定しておくこともおすすめです。ルスツリゾートは海外からのお客さんも多いため、落ち着いて食事をすることは意外と難しいことかもしれません。できればお店と直接連絡を取り、座席を細かに指定するのがおすすめです。
リゾート内のアクティビティとセットで考える

ルスツリゾートはスキー場としても超一流です。昼間に体を動かすことで、夜のシーフードフェアが格別に美味しくなります。昼間は 極上のパウダースノーでスキー・スノーボードを堪能。雪だるま作りやスノーモービルなどのアクティビティに参加するのがおすすめです。食前は温泉に入り、体を温めてから食事に臨むことで、冷えた体がより一層、温かい料理や新鮮な蟹の美味しさを感じることができますよ。
朝・昼・晩で3回楽しむべし
ルスツリゾートの「北海道シーフードフェア」は、さまざまなレストランで開催されています。ランチだけの開催店舗もあります。せっかくルスツリゾートまで足を運ぶのですから、同じレストランではなく、それぞれ違うお店を選び北海道シーフードフェアを満喫してください!
おわりに
ルスツリゾートの「北海道シーフードフェア」は、ただ美味しい食事を提供するだけでなく、北海道の冬の魅力を凝縮した一大イベントです。このフェアのために、多くの漁師、料理人、リゾートスタッフが最高の環境を整えるために尽力しています。彼らの熱意と、北海道の豊かな海の恵みを、ぜひ五感で感じ取ってください。
この記事でご紹介した攻略法と詳細情報を活用して、この冬、あなたにとって忘れられない最高の食体験と、家族・友人との素敵な思い出がルスツリゾートで生まれることを願っています。
開催期間は2025年11月29日(土)から2026年1月31日(土)まで! ぜひお早めに計画を立てて、冬の北海道が誇る極上のシーフードをご堪能ください。

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