ミュージカル「バーレスク」日本版主演の礼真琴とは?/映画のあらすじも紹介

(スポンサーリンク)

2010年に公開されたアメリカ映画『バーレスク』を原作とする舞台ミュージカルの日本版キャストが10月28日に発表されました。主演を務めるのは元宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴さん。2025年8月の宝塚退団後から初のミュージカル作品となるそうです。

今回はミュージカル「バーレスク」の詳細と、元となっている映画「バーレスク」についてご紹介します。

目次

映画『バーレスク』(原作)について

映画「バーレスク」は2010年に公開された、ミュージカル・ロマンス映画。主演はクリスティーナ・アギレラで、圧巻の衣裳と華麗な振付、迫力のある歌で大ヒットしました。

あらすじ

歌手になる夢を追いかけてロサンゼルスへとやってきた田舎娘のアリ(クリスティーナ・アギレラ)。職探しに奔走しますがなかなかうまくいきません。そんなとき立ち寄ったのが老舗のエンタテインメントクラブ「バーレスク・クラブ」。華麗な衣装と振付で客を魅了する踊り子たちに見惚れるアリ。アリはバーテンダーに頼み込み、「バーレスク」でウエイトレスとして働きはじめます。

ある日、踊り子の1人に妊娠が発覚。急遽代役のオーディションが開催されます。アリも無理をいってオーディションに参加し、なんと代役の座をゲットするのでした。踊りを覚えながら楽しく過ごすアリ。そんなある日、トップダンサーのニッキ(クリスティン・ベル)が酒に酔って遅刻します。アリはニッキの代役としてステージに上がりますが、怒ったニッキの妨害で、ステージに音が流れなくなってしまいます。ステージの幕が下がり始めたその瞬間、アリはすばらしい歌声で歌い始めます。「バーレスク」で生歌を披露するのはオーナーのテス(シェール)だけ。周囲が驚く中、堂々と歌を披露し客からの拍手喝采を浴びるのでした。

圧倒的な歌唱力とダンスの才能を開花させ、借金まみれのクラブを危機から救うアリ。この映画は、一人の女性が成功をつかむサクセス・ストーリーです。ゴージャスなショーと、アギレラとシェールの歌声が魅力の作品です。

主なキャスト

アリ・ローズ …クリスティーナ・アギレラ (Christina Aguilera)

テス …シェール (Cher)

ジャック …キャム・ギガンデット (Cam Gigandet)

ニッキ …クリスティン・ベル (Kristen Bell)

ショーン …スタンリー・トゥッチ (Stanley Tucci)

マーカス …エリック・デイン (Eric Dane)

ジョージア …ジュリアン・ハフ (Julianne Hough)

ミュージカル「バーレスク」日本版の詳細

映画をもとに舞台化され、海外では2024年夏にウェストエンド(ロンドン)で上演され話題となりました。日本版のミュージカル「バーレスク」では、エグゼクティブプロデューサに映画の主演であったクリスティーナ・アギレラを迎えています。

ミュージカル「バーレスク」のあらすじ

母を探してニューヨークに降り立ったアリ(礼真琴)が、音楽とダンスの熱狂が渦巻くクラブ「バーレスク・ラウンジ」に辿り着きます。スパンコールがきらめく、華やかで少し危険な香りのするその場所で、アリは才能と、かけがえのない「家族」を見つけ、自分の物語を見つけるまでの旅が描かれます。映画版の華麗な世界観と、圧巻の衣裳、華麗な振付が舞台で再現されることが期待されています。

公演時期と会場(予定)

●東京公演: 2026年5月~6月(東急シアターオーブ)

●大阪公演: 2026年7月(梅田芸術劇場メインホール)

●福岡公演: 2026年7月~8月(博多座)

キャスト他

脚本: スティーヴン・アンティン(映画版の監督・脚本)

エグゼクティブプロデューサー: クリスティーナ・アギレラ

演出: トドリック・ホール

主演(アリ役): 礼真琴(元宝塚歌劇団星組トップスター)

主演の礼真琴さんってどんな人?

ミュージカル「バーレスク」の主演を務める礼真琴さんについて調べてみました。

プロフィール

生年月日: 12月2日

出身地: 東京都

身長: 170cm

血液型: O型

愛称: まこっつあん、こと、こっちゃん

出身校: 東海大学附属浦安高等学校

所属事務所: 株式会社CULEN(2025年10月28日に所属が発表された)

特筆すべき実力: 歌・ダンス・芝居と三拍子そろった実力で知られ、若手時代から注目

宝塚歌劇団での経歴

入団: 2009年、宝塚歌劇団に95期生として首席で入団。

組配属: 星組

【主な功績】

2019年:星組トップスターに就任。

2021年:『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』での演技が評価され、文化庁芸術祭賞の演劇部門新人賞を受賞。

退団: 2025年8月10日、『阿修羅城の瞳/エスペラント!』東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しました。

●主な出演作品(宝塚時代)

『ロミオとジュリエット』

『1789 -バスティーユの恋人たち-』

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』

『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』

『God of Stars -食聖-』

『柳生忍法帖』

『阿修羅城の瞳』

『Gran Cantante!!』

『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』

新人公演では『ロミオとジュリエット』などで主演経験があります。

退団後の主な活動予定

所属事務所: 草彅剛や香取慎吾などが所属する株式会社CULENに所属し、新たなスタートを切ることが発表されました。ミュージカル「バーレスク」以外では礼真琴コンサート『Flare』の予定があります。

礼真琴の人物像と魅力

 礼真琴の魅力についてまとめました。

令和のトップ・オブ・トップ」と称される実力

歌唱力、ダンス、芝居の全てにおいてトップレベルのスキルを持つ「三拍子揃った」スターです。特に歌声は「口から音源」と言われるほどパワフルで情熱的であり、多くのファンを魅了しました。

2009年に95期生として首席で入団した、音楽学校時代の成績も優秀な優等生タイプです。

明るい性格とリーダーシップ

明るく、頭の回転が速いしっかり者と評されています。星組のトップスターとして、体育会系の雰囲気を持ち、強いリーダーシップ力を持った人物として知られています。下級生への面倒見も良いそうです。同期からは「なんでもできるスーパーマン」と呼ばれていたというエピソードもあります。

役柄の幅広さ

男役として主に、猪突猛進型の情熱的なヒーロー役(『ロミオとジュリエット』のロミオ、『1789』のロナン、『RRR』のビームなど)を多く演じています。

一方で、小柄でキュートなビジュアルを活かし、若手時代には『風と共に去りぬ』のスカーレット、『ガイズ&ドールズ』のアデレイドといった女役(娘役)の大役も高い評価を得て演じています。

プロフェッショナルな姿勢

「限界を超えろ!」をキャッチフレーズとし、常に舞台に向き合い努力する姿勢が知られています。悩んだ時期には「ひたすら宝塚、男役について研究し、自分のなかに蓄えていた」と語っています。

私的なエピソード

過去のインタビューで、ご自身はもともと「あることないこと考えては落ち込むタイプ」だと語っていますが、柴犬を飼い始めてからは、いたずらに追われるうちにくよくよする時間が減り、「目の前のことに没頭」させてくれる存在だと述べています。

まとめ

映画「バーレスク」はクリスティーナ・アギレラの圧巻な歌とダンスパフォーマンスが魅力的ですが、その点でミュージカルの主演を務める 礼真琴はぴったりな配役といえそうです。

ミュージカル「バーレスク」は2026年5月から公演開始です。楽しみですね。

Follow me!

(スポンサーリンク)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次