フェンシング金メダル永野雄大が

2024年パリ・オリンピックのフェンシング男子フルーレ団体で、日本に史上初の金メダルをもたらした立役者の一人、永野雄大選手。リザーブとしてチームを支えながら、決勝のイタリア戦では劣勢を覆す5連続ポイントを奪う劇的な活躍を見せ、世界の頂点へと導きました。
そんな永野雄大選手が11月10日の『有吉ゼミ』の大食い企画に登場。挑戦したのはギガ盛り担々うどん!結果も気になるところですが、永野雄大選手について興味を持った方も多いのでは?
本記事では、国内トップの実力を持つフェンシングの永野雄大選手についてまとめました。

永野雄大選手のプロフィール
種 目 :フェンシング/フルーレ(後に詳しく記述)
生年月日:1998年10月15日(現在27歳)
出身地 :茨城県水戸市
出身校 :帝京高等学校 → 中央大学法学部 卒業
所 属 :NEXUS FENCING CLUBなど
主な成績:東京2020 フェンシング男子フルーレ団体 4位入賞
全日本フェンシング選手権大会 男子フルーレ個人 優勝 (2019年、2021年)
パリ2024 フェンシング男子フルーレ団体 金メダル
家 族 :父親は元フェンシング選手の永野義秀氏で、オリンピアンである父親の背中を追
う形でフェンシングの道を歩み、ついに自身もパリ2024オリンピックで金メダ
ルを獲得するという偉業を成し遂げました。
その他の家族に関する情報は見つかりませんでした。また、現時点では、永野選
手の結婚に関する公式な発表や報道は確認されていません。彼女の存在も別の番
組で「いない」と話していたようです。
パリ2024オリンピックでの活躍
永野雄大選手が金メダルを獲得したパリ2024の男子フルーレ団体は、この種目において日本史上初の金メダルでした。永野選手は、チームのリザーブ選手として代表メンバーに選出され、決勝のイタリア戦で、チームがリードを保ちたい終盤の第8試合に起用されました。この正念場で、永野選手は5連続ポイントを奪う大活躍を見せ、リードを広げて勝利に大きく貢献。このドラマチックな活躍は、多くのメディアで「勝負強さ」として賞賛されました。
チームメンバー: 松山恭助選手、飯村一輝選手、敷根崇裕選手、永野雄大選手の4名
永野雄大選手の人柄・プレースタイル
主にインタビューなどから、永野雄大選手の性格やプレースタイルについて特徴をまとめました。
「勝負強さ」と「職人」気質
パリ五輪の決勝戦で、劣勢になりかねない状況で出場し、一気に流れを変える5連続ポイントを奪うなど、極めて高い集中力と技術を発揮しました。このパフォーマンスは「職人」の剣さばきや、「着火剤」役と評されています。また、自身の強みを「粘り強さ」と語っており「簡単に失点しないことと、相手が嫌がることを続けることを意識している」と述べています。これは、感情的にならず、状況を冷静に分析し、戦略的にプレーを進める緻密な性格を裏付けています。
謙虚さと向上心
金メダル獲得後のインタビューでは「俺の力ではないなっていうのが正直な感想」「また頑張らなきゃなって思いました」とコメントしており、チームメイトへの敬意と、さらに高みを目指す真摯な姿勢が見られます。
コメントや態度からうかがえる人柄
インタビューの様子から、「終始穏やか」で「競技の話を一つひとつ丁寧に説明」する人柄がうかがえます。また「自分もどちらかと言えば不器用な方だが、それでもここまで来れるわけですから」と語っており、天性の才能よりも努力と練習を重視する現実的な考え方を持っているようです。
若い世代へのメッセージとして「辛いことも出てくると思いますが、結局は捉え方だと思います。それらが自分にとって『いい経験になるんだ』と思えば、乗り越えていける」と述べており、物事を前向きに捉える姿勢がうかがえます。さらには、競技を始めた頃は女の子にも勝てず悔しい思いをし「負けたくない一心で、がむしゃらに練習をしていた」というエピソードから、強い負けず嫌いの側面がうかがえます。
これらの情報から、永野選手は穏やかで謙虚な態度を持ちながらも、競技に対しては極めて粘り強く、負けず嫌いで、冷静かつ戦略的に取り組む選手であると言えそうです。
フルーレってどんな競技?
フルーレ(Foil)は、フェンシングの3つの種目(フルーレ、エペ、サーブル)の中で、一番最初に習うことが多い、基本の剣を使った競技。軽くて細く、先が少し曲がるようになっている剣を使い、相手を「突く」(剣の先で触れる)ことでポイントになります。
フルーレの一番大きな特徴は「どこを突いたらポイントになるのか」という点。フルーレにおける有効面(ポイントになる場所)は胴体だけ。胸、お腹、背中など、体が一番太い部分で、頭、腕、足は突いてもポイントになりません。
選手が着ている服を見ると、胴体の部分だけ色が濃い(または銀色の)ベストを着ています。これは「メタルジャケット」といって、電気で突いたかどうかを判定するための服です。
また、フルーレは、ただ先に突いた人が勝つわけではありません。これが少し難しいところですが、スポーツとしての面白さでもあります。フルーレは「攻撃権」(優先権)のルールがあります。先に「攻撃を始めた」人に、ポイントを取る優先権が与えられます。相手の攻撃をしっかり「受け止めてから」(防御してから)、反撃したときも優先権が移ります。もし両方の選手が同時に突いた場合、攻撃権を持っている選手にポイントが入ります。攻撃権を持っていない選手の突きは無効になります。もし、どちらにも攻撃権がない状態で同時突きをした場合は、ポイントになりません。
勝敗は決められたポイント数(試合によって変わるけれど、だいたい5点か15点)を取った選手が勝ちです。
フルーレは、ただ速く突くだけでなく、相手との駆け引きや、防御と攻撃の順番を考えるのがとても大事な種目です。永野雄大選手も、この駆け引きのうまさが特に優れているといわれています。
まとめ
2024年パリ・オリンピックの男子フルーレ団体決勝、イタリアとの大接戦で流れを変える劇的な5連続ポイントを奪い、日本の金メダル獲得を決定づけた永野雄大選手。冷静さと緻密な技術がなければ不可能な偉業であり、「流れを変える男」としてその勝負強さを世界に証明しました。
そんな永野選手が大食いにチャレンジとあって注目した人も多いと思います。これからもTV番組に出演し、さらなる魅力が発見できるといいですよね。
永野雄大選手のさらなる飛躍を期待しましょう!

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