ディズニー映画『ズートピア2』の制作が決定しました。これは2023年2月にウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが収支報告会にて発表。2016年に上映された人気映画の続編とあって、ファンからは待望の声が聞かれました。
2023年10月11日のX(旧Twitter)では「ズートピア2」がトレンド入り。理由は「ズートピア2」のテスト上映が行われ、ディズニー映画史上最高の大絶賛だったからというもの。テスト上映を数回行うことで有名なディズニー映画ですが、今回はその1回目だったようです。これからさらに作品に磨きがかかってくることでしょう。ファンの期待は膨らむばかりです!
ディズニー映画「ズートピア」のあらすじ
「ズートピア」は2016年に公開されたディズニー映画です。2017年にはアニー賞、アカデミー賞を受賞した名作!どんなあらすじだったかおさらいしておきましょう。
【あらすじ】
時は肉食動物と草食動物が共存する世界。物語の主人公でウサギのジュディは「警察官になる!」と幼稚園のお遊戯会で宣言します。しかし観客席の両親は不安げな表情。それでもジュディは想いを抱き続け、夢に近づくため警察学校に入学します。
警察学校では体の大きな者に追いやられるジュディ。小さなジュディはそれでもくじけず、寝る間も惜しんで特訓を繰り返し、ウサギの特徴を武器に見事訓練を突破。そんなジュディの努力は実り、トップの成績で警察学校を卒業しました。
ジュディは、意気揚々と憧れの「ズートピア」へ向かいます。
初めての仕事に期待を膨らませるジュディですが、与えられた仕事は駐車違反の取り締まりのみ。それでも持ち前のガッツで仕事をこなすジュディ。
そんなある日、キツネのニックとフィニックが目に映る。ジュディは子供時代、キツネにいじめられた経験があり、つい疑いの気持ちであとを追うことに。ニックとフィニックはゾウのアイス店に入りましたが、キツネのニックは店員から客として扱ってもらえません。店員の態度に怒ったジュディは、持ち前の正義感から店に注意をし、さらにフィニックにアイスを買ってあげます。アイスを大事そうに握るフィニックに対しジュディは「ゾウになる夢は叶う、だってここはズートピアだもの」と声をかけて別れました。
ところがニックとフィニックの様子に違和感を抱いたジュディは彼らを追跡。なんと2人は買い与えたアイスを小さく加工し、ネズミに転売していたのです。怒ったジュディは2人に抗議するも、まったく聞く耳を持たずにかわされてしまいます。
次の日、モンモンとした気持ちで駐車違反を取り締まっていると、花屋で窃盗事件が発生。持ち場を離れて犯人のイタチを追うジュディ。逃げた先はネズミやハムスターなどの小動物が住むエリア。手当たり次第に暴れまわり町を壊すイタチから、買い物中のトガリネズミを助け、ジュディは犯人のイタチを逮捕することに成功するのでした。しかし持ち場を勝手に離れ、軽率な行動をしたと警察所長はジュディを咎めます。そこへカワウソのオッタートン婦人が入ってきます。数日前から花屋を営む夫のエミットが行方不明で、捜索してもらおうとするのですが、警察の人員不足で拒否されていたのです。ジュディは「自分が事件を担当する」と宣言してしまいます。勝手な約束をしたジュディには2日で事件を解決させること、それができなければ警察官をクビにするという条件が与えられてしまいます。
手掛かりはたった一枚の写真だけ。ジュディが話を聞くべく、向かったのはあのニックのもとでした。話を聞き出そうとするジュディですが、ニックにまったく相手にされません。
ところがジュディはニックの詐欺証拠を録音していて、捜査に協力するように脅迫するという荒業でニックの協力を得ることに成功します。
聞き込みをする2人は、行方不明のエミットが乗っていた車のナンバーをゲットします。ニックの友人のフラッシュがいるという免許センターに向かう2人。職員は全員ナマケモノで業務速度は遅く、焦るジュディとニック。免許センターを出たころにはもう夜。しかしジュディは捜査を諦めず、手に入れた情報を元にオッタートンが乗ったリムジンにたどり着きます。車内を捜索していると、ニックが突如怯え出します。この車の持ち主はマフィアのボスのものだったのです。慌てて車から飛び降りるも、ボスの手下であるホッキョクグマに囚われそのままボスの屋敷へ連行されてしまうジュディとニック。実はそのボス相手にニックは詐欺を働いたことがあるのです。
ボスが2人を氷漬けの刑にしようとした時、ボスの娘が現れます。その娘は、以前ジュディが小動物のエリアで泥棒イタチを捕まえる際に助けたトガリネズミだったのです。命の恩人だとわかり無事に解放されたジュディとニック。ボスにオッタートンについての情報を聞くと、オッタートンは花を届けにボスの屋敷へ向かう途中で突然凶暴化し、そのままいなくなってしまったということが判明。
その時に運転手をしていたジャガーのマンチャスに話を聞きに行くと、彼は怯えた表情で「夜の遠吠え」について語り出しました。しかし突然マンチャスが凶暴化し、ジュディとニックに襲いかかり…。かろうじてジュディは警察へ応援を呼びます。ニックと協力しマンチャスから逃れるも、ジュディたちの話は聞いてもらえず、ジュディは所長に解雇を言い渡されてしまいます。ジュディが諦めかけたそのとき、ニックが「まだ約束までは数時間残っている」とジュディを説得。落ち込んだジュディをなぐさめるためニックはゴンドラに乗り込みます。ニックは過去にボーイスカウトに入っていましたが、キツネというだけでいじめられ、真面目に生きても仕方がないから今の生き方を選択したのだとジュディに打ち明けます。
ふとゴンドラから見えた交通カメラで何かをひらめくジュディ。街中の監視カメラでマンチャスの足取りを追えることに気がついたのです。ベルウェザーの協力を得て、防犯カメラの映像からジュディとニックはある一つの施設に辿り着きます。
施設の前には警備のオオカミたちがいて、マンチャスの言っていた「夜の遠吠え」のことだと察します。中にはオッタートンをはじめ凶暴化した肉食動物達が檻の中に。事件に関与していたのはライオンハート市長の策略であることを突き止めたジュディとニック。事件の真相を公表したジュディによってズートピアは騒然となります。
ジュディはニックに「警察官にならない?」と応募用紙を渡します。インタビューの質問で誤って「肉食動物だから起きた事件」だとジュディは発言。それを聞いたニックはジュディを突き放し去っていってしまいます。会見でのジュディの発言は市民に大きな影響を与え、肉食動物の職業や行動は制限され、追いやられる事態も引き起こしてしまいます。
難事件を解決したヒーローとしてジュディは警察の看板となりましたが、自分の発言で追いやられた人々を見て、警察官を辞任することを決める。
ジュディは故郷へと戻り、両親の仕事を手伝うも落ち込んでいました。あるとき、子供の頃のいじめっこだったアカギツネのギオデンと再会します。大人になりすっかり改心したギデオンから「夜の遠吠え」について話を聞きます。ジュディの両親からも、昔畑で育てていた「夜の遠吠え」という植物を親戚のウサギが食べて狂暴化したことがあったと聞くジュディ。肉食動物だけでなく、草食動物も狂暴化することがあると知ったジュディは事件を解決するためニックのもとへ戻ります。
ジュディは自分が酷いことを言ったこと、自分の頼れる相棒はニックしかいないことを伝え、2人は仲直りをします。そして「夜の遠吠え」についてのわずかな情報を頼りにとある廃屋の電車へとたどり着きます。そこでは羊の研究員が「夜の遠吠え」の成分を抽出した「毒薬」を肉食動物たちへ打ち込み、この事件を引き起こしていたことを突き止めます。
その証拠を持ち出すため電車を動かそうと大胆な行動に出ますが、羊たちの必死の抵抗もあり、電車は爆発。証拠ごと消えてしまったかと思いきや、ニックがわずかな証拠を持ち出していて、実は副市長の羊であるベルウェザーがこの事件の首謀者であることが判明します。自身が草食動物であることで周囲から認められず、肉食動物が優位な世界に納得できないという言い分でした。
毒薬をベルウェザーに奪われます。ニックは薬を打ち込まれ凶暴化するふりをします。ジュディはベルウェザーの自白を録音しており、応援を呼んだ警察官によってベルウェザーは逮捕。凶暴化の治療法もわかったため、被害にあった肉食動物たちも無事に元の生活へと戻ることができたのです。これで本当にズートピアに平穏が訪れます。
ジュディとニックは警察官として、良き相棒として活躍するのでした。
ズートピア2に対するファンの声
待望の続編ということで、ネット上にはさまざまな思いが溢れていました。少し紹介します。
- ズートピアは偏見とか差別を扱った作品だけど、重くなりすぎないから観やすい!
- 2024年11月の公開まで長いよ!
- トイストーリーみたいな展開はやだな
- 吹き替えも同じ俳優陣がいいな
- 7年越しの続編!楽しみ過ぎる。
- 運転免許状のナマケモノ、また出てくるかな?
- 早く概要を知りたい!
ズートピアの吹き替え俳優まとめ
ジュディ・ホップス:上戸彩
ニック・ワイルド:森川智之
ボゴ署長:三宅健太
ベルウェザー:竹内順子
クロウハウザー:高橋茂雄(サバンナ)
ライオンハート市長:玄田哲章
ガゼル:Ami
フラッシュ:村治学
マイケル・狸山:芋洗坂係長
まとめ
「ズートピア2」は2024年11月公開の予定だそうです。これから少しずつ情報が解禁されるのでしょうか。楽しみですね!
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