学校や会社の忘年会/歓迎会で使える余興ネタ10選【元教師直伝】

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私は中学校教師を17年間やってきましたので、宴会の回数もそれなりにこなしてきました。忘年会の時期が近づいてきましたので、現役の頃を思い出しながら「こんな余興やってたな」と備忘録的に記しておきます。誰かの役に立てればいいのですが。

目次

学校の先生って意外と宴会が多い

4月の歓迎会に始まり、各行事ごとの打ち上げ、学期末の打ち上げ、忘年会、送別会。正直、学校の先生になるまではこんなに飲み会が多いとは思っていませんでした。しかも大きなものはホテルの宴会場を借りてのもの。司会や垂れ幕、受付、余興の景品。めちゃくちゃ忙しい学校業務の合間に、こんなことするの!?って感じでした。しかもその宴会を取り仕切る学年というのが決まっていて。「幹事学年」とかって言い方をするんですが、ローテーションで決まっているんです。歓迎会は1学年が担当とか、忘年会は2学年が担当とか。なので時期が近づいてくるとその学年の中で会議が行われるんです。総合司会は何先生がやる?とか、余興は若手の3人ね!とか。当日の受付担当に、「●●中学校 忘年会」とかって書いた大きな看板を会場に飾ったりもします。席札を作ったり、しおりを作ったり。もう、本当に「なんでこんな忙しいのに、学校と直接関係ないこんな仕事しなくちゃいけないの?」っていうくらい本格的なんです。

コロナでしばらく宴会がなくなったんですが、すっごく楽でした。最近また復活している学校が増えましたけど。若い世代ほど、嫌がっていると思います。昔は女性の先生にお酌して回らせたりしていましたから。例外なく若い頃の私も、お酌させられました。悪しき習慣だと思います。「飲みにケーション」とか言って飲み会を強要する先生、大っ嫌いでした。

余興で使えるネタ10選

自分が余興担当になったときや、この学年の余興は楽しかったな~というのを思い出して書いていきたいと思います!

【1】テーブル対抗「ぴったり計りましょう」

「100g」とか数値を決めて、計りに乗せてもらう簡単なゲームです。用意するのは「はかり」と乗せるアイテムだけ。乗せるものなんて何でもいいです。みかんでやったこともありますし、米を使ったこともあります。飲み物でもいいと思います。ストップウォッチをぴったり10秒で止める、なんかもやったことがあります。会場にあるものを使えば用意するものも少なくていいですよね。

【2】犯人は誰だ

テーブル対抗にしたと思います。1テーブル6名~7名くらい座っていたので、全員出てきてもらって、何かに1つだけ混ぜた「辛い物」とか「すっぱいもの」を1人だけ食べてもらって、犯人が当てられたら負け、みたいなゲームです。寿司に大量のわさび、とかシュークリームにレモン汁とか、水にレモン汁とか何でもありです。テーブルの中で相談してもらって犯人を1人だけ決めてもらって、あとの人には演技してもらう感じでした。先生たちってノリがいいので、みんな素敵な演技をしてくれて楽しかったのを覚えています。

【3】豆つかみ大会

すごくベタですが、酔っぱらった人の手のおぼつかなさはかなり笑えます。大豆と箸さえあればできるので手軽です。リレー方式にして豆の数を争いました。

【4】箱の中身はなんだろな

これは美術の先生がいた時にやったものです。段ボールでも簡単に作れるのでおすすめです。とにかく会場の全員には見えているのに「1人だけびびっているのが楽しい」という状態です。当てるまでの時間を競ったり、時間内に当てられた数を競ったりいろいろ方法はありますね。

【5】叩いてかぶってじゃんけんポン

これも定番のゲームですよね。何が面白いって「校長先生VS若手」とか「お局VS若手」みたいな構図になるとめちゃくちゃ盛り上がります。とにかく年齢差とか階級差があればあるほどいいです。学校には必ず防災用ヘルメットがあるので、あとは百均でピコピコハンマーを買うだけで準備OKです。

【6】私は誰でしょう

これはあらかじめの準備が必要なゲームです。忘年会までに各先生からアンケートをとっておきます。項目は何でもいいのですが「趣味」「昔のあだ名」なんかを書いてもらっておきます。それを司会者が読み上げて、誰のことなのかを当ててもらうゲームです。「私は釣りが趣味です。私のあだ名は海坊主です。私は理科が得意です。さて誰でしょう」みたいな感じです。意外な素顔が知れて、会話がはずむゲームです。

【7】格付けバトル

TV番組と同じです。用意するのは「すっごく低価格なもの」と「高価なもの」の2つだけ。予算にもよりますがワイン1本ずつあれば成立します。チョコレートとかでもできますかね。

【8】利き〇〇バトル

やったことがあるのは「利きコーラ」対決です。コカ・コーラとペプシとプライベートブランドのコーラを用意して当ててもらいました。お茶やポテトチップスでもできるかもしれませんね。

【9】学校(会社)にまつわるクイズ大会

開校〇年とか、校章を絵に描いてもらうとか、校長先生の車の車種は?とか、とにかく自分の学校にまつわるクイズを用意して戦ってもらったこともあります。

【10】連想ゲーム「ぴったり揃えましょう」

〇〇といえば?というお題に対して、全員が揃うような答えを出すゲームです。「丸い食べ物と言えば?」とお題を出して、テーブル全員で答えを書いてもらって、同じ答えがでた数を競うと盛り上がります。それが「〇〇先生といえば?」にするともっと盛り上げること間違いなしです。

予算があるならプチ景品で盛り上げよう

面白いことをいった人や盛り上げてくれた人に「はい、ご褒美」といって渡すとより一層会場が盛り上がります。私の経験では「入浴剤(1袋)」「お菓子」なんかを小出しにしていた先生がいて、みんな褒められようと必死で盛り上げていました。そういうお助けアイテムを保険として用意しておくのもありかもしれませんね。

若手の先生、がんばって!

きっとこのページを見てくれているのは、若手の先生でしょう。それかどこかの会社の若手社員さん。忘年会の余興を任されて困っているんですよね。わかります、その気持ち。でも周りの先生たちもその経験がありますので、必ず盛り上げてくれるはずです!とにかく自分も楽しんでくださいね。

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